生前葬のやり方が分からない人へ!【事例から解説】

2019年9月5日

こんにちは!
記事をご覧になってくださり、誠にありがとうございます。

生前葬とは、「元気なうちに周囲の方々に感謝の意やメッセージを伝えるために開く催し」のことを言います。

基本的に、生前葬に決まった型やルールというものはなく、ご本人様のやりたい形式で開かれることが多いです。

「自分の伝えたい形で感謝を伝えられる」ということが生前葬を開く最大のメリットの一つと言えるでしょう。

とはいえ、

どんな会にすれば良いのだろうか?

限られた時間で上手くメッセージを伝えるには?

と思う方もいらっしゃるかと思います。

今回は、基本の流れをご説明した上で、過去に開催された生前葬を3つ紹介します。

生前葬を開こうと考えていらっしゃる方々のご参考にして頂ければ幸いです。

実際に開催された生前葬の参考例

基本的に、

生前葬を開催するにあたり、基本的な流れは以下の通りとなります。

①企画・スタイルの決定
②場所の選定
③式次第の決定
④関係者へ招待
⑤開催

服装や会費など、形式はすべてご本人様が決めたスタイルによって変わります。

次に、過去に開催された様々なスタイルの生前葬をご紹介させて頂きます。

参考例1.コンサート型生前葬

こちらは、歌手の小椋佳さんの生前葬を参考にしています。

コンサート形式で、感謝を述べるというスタイルです。

挑戦心溢れる小椋さんとしては、ラストコンサートというわけではないですが、歌い手として「ケリをつけよう」と思って開催、おおよそ100曲を歌いあげたとのことです。

歌という形で、ご自身の歴史を振り返り、今後の挑戦への足掛かりとしていることが特色ですね。

コンサートは少し極端な例かもしれませんが、ご本人様の特技や趣味をお披露しつつ、感謝の意を伝えていくという形も楽しそうですよね。

参考例2.ホテル開催型生前葬

ホテルでの宴会場での開催です。

ホテルの宴会場なので、生い立ち動画の鑑賞や、広いスペースを使った余興が可能です。

また、ご家族やご親族、ご友人を大人数招待出来ることも特徴の一つです。

イメージとしては結婚式に近いものになるでしょう。

重要なライフイベントなので、ご本人様にとっても参加者の方々にとっても思い出に残る催しにしたいですね!

参考例3.クルーズツアー型生前葬

こちらは開催する場所がかなり特徴的なのですが、船を借りて生前葬を開催するというスタイルです。

主賓は船長となり(自動運転です)、親族や知人を船員として、30人程招待しての中規模の開催となりました。

海上という非日常な上に、船というプライベートな空間に集まることで、想いを伝えるには最高の時間になったことでしょう。

内容としては、生い立ち動画の鑑賞や余興のほか、「新たなる船出」としてこれからのご自身の人生の所信表明をされているところも特徴的でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

上に述べた例以外にも、自宅での開催や居酒屋、会館での開催など、場所や内容は多様にあります。

大事なことは、ご本人様のやりたい生前葬は何かということでしょう。

まずは生前葬を主催している会社に相談し、「自分のやりたい生前葬って何だろう」と考えてみることをお勧めします。

核家族化が進み、世代間で離ればなれになっている昨今、終活はますます重要視されてきております。

ご本人様らしいオリジナリティー溢れる生前葬を機に、ご親族やご友人との思い出を作ってみてはいかがでしょうか。